皆さんの高校選びのお役に立てれば幸いです。

 去る11月14日の土曜日に、本校の学校説明会を開催させていただきました。朝から小雨 模様という生憎のお天気でしたが、361名の中学生の皆さんと保護者の方々にご来校いただきました。心からの御礼を申し上げます。
 当日、ご参加をいただいた皆さまとは、私自身がお約束をしたこともあり、今回の「校長から皆さまへ」では、この学校説明会で私がお話しした内容をもう一度整理して、趣旨をお伝えしたいと思います。どうぞ、ご確認ください。
 また、残念ながらご都合で説明会にお越しいただけなかった方々や、今のところ平塚湘風高校の名前が“志望校検討リスト”の中に入っていない方々にも、ご一読をいただければ幸いです。

 さて、私は今回の説明会の中で、先ず中学生の皆さんに高校選びに関するアドバイスをさせていただきました。
 と言うのは、10年前まで神奈川県には【学区】というものがあって、ほとんどの中学生は志望や学習成績に応じて、お住まいの地区の高校に振り分けられるが如く進学していました。その制度の良し悪しはともかくとして、現在はご存じのとおり【全県一学区】となり、中学生や保護者の方が主体的に志望校を検討して決定する仕組みになっています。つまり、学校選びの主導権は今や完全に皆さんの手中にあって、高校は皆さんに選んでもらえるように、“魅力ある学校”になろうと一生懸命に努力をするという姿勢が求められるようになったのです。
 だからこそ、私は皆さんが真剣に、慎重に高校選びをしてくれることを願っています。もちろん、どこの高校に進学したか・・・で一生が決まってしまうわけではありません。しかしながら、15歳から18歳の3年間という貴重な時間を過ごす環境を選択することは、皆さんが人間として成長していくために、とても大切にしなければいけない大仕事なのだと思っています。

 ところで、皆さんは何をポイントにして進学先を決めようと思っていますか?「自宅から通いやすいから」「続けたい、やってみたい部活動が盛んだから」「学びたい教科や科目が設置されているから」「伝統があって有名な学校だから」「仲のよい友人が志望しているから」などなど。一人ひとりにとっては、どれも大切な判断材料になります。
 でも、高校選びをする際に、絶対に見落としてはいけないことがあります。それは『学校の特色』です。前述のとおり、高校は皆さんに選んでもらえるように、特色を打ち出すことで学校の魅力をアピールします。ですから、選択の主導権を握っている皆さんは特権を生かして、これをしっかりと把握して見極めてください。もしも、この段階でその『学校の特色』に興味も関心も湧かなかったり、まったく共感もできない・・・のであれば、あなたはその高校を進学先として選択すべきではないと思います。ここをクリアせずに進学した高校で待っているのは、何ともしっくり来ない、我慢できないほど退屈で充実感のない学校生活でしょう。
 それほど『学校の特色』は、あなたの志望校決定に際して重要な要素になるということを忘れないでください。

 この日は平塚湘風高校の学校説明会ですので、おそらく私の校長としての仕事は平塚湘風高校の宣伝をすることだったと思います。そして、もちろん『皆さんに湘風を選択してもらいたい!』・・・が偽らざる気持ちであることは言うまでもありません。
 しかしその一方で、次代を担う若者たちの“育ち”に携わるプロとして、今、高校進学に向き合っている中学生の皆さんや保護者の方々に、先ずは無事に最良の選択をしてもらいたいと心から願っています。
 まだ時間はあります。しっかりと情報を集め、検討を重ねて、どうぞ後悔のない高校選びに努めてください。

 本当は今回、メインテーマである平塚湘風高校の『学校の特色』について私の見解をご紹介しようと思っておりましたが、ここまでが予定外に長くなってしまいました。
 本校がもっとも大切にしている教育理念については、次回の「校長から皆さまへ」で思いの丈をお伝えすることにいたします。


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